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遠野はるかとの日常

ある病院の一室にて。

「もう、大丈夫なのか?」
僕は現在入院中の彼女に具合を聞く。
「えへへ、はい…おかげさまで」
彼女、遠野はるかは健気な笑顔で答える。
はるか

はるかと付き合い始めてはや数年。
生まれつき体の弱いはるかは今でも入退院を頻繁に繰り返している。
それでも体のほうは徐々に快復しているそうだ。
「あ、あの…いつもすみません…」
申し訳なさそうにはるかは呟く。
「いいってことよ、大事な僕の彼女のためだからね」
僕は心からそういった。
実際、ほとんど毎日病院へ来てはいるけど苦にならない。
はるかの笑顔が見られるから。
「と、そういえば今日ははるかのために買ってきたものがあるんだ」
そういって僕はここに来る前に買っておいた物をはるかに渡す。
「わぁ、なんでしょうか、これ…?」
はるかは興味津々に僕から渡された紙袋を見ている。
「開けてみてもいいですか?」
はるかは待ちきれないといったように聞いてくる。
「ああ、大丈夫だよ」
僕がそう言い終わる前に彼女は紙袋を開ける…。
「…ッ!」
紙袋の中を見た直後、彼女の顔は真っ赤に染まった。
「こ、こここ、これ…これって…!」
はるかはパニックになりながら訊ねる。
「これ…え、えっちな本じゃないですか!」
病院内ということもあり、はるかは声をひそめながらそういう。
僕は内心「計画通り!」と思いながらも言い返す。
「だって、はるかいつも暇そうにしてたからさ」
「だ、だだ…だからって、恋人のお見舞いに、その…ぇっちぃ本持ってくるなんて…ッ!」
「本当に、はるか弄りは楽しいなぁ…」
「~~ッ!! も、もう知りませんッ!」
そう言うと彼女はぷいっ、と僕に背を向けて布団にもぐりこんでしまった。
あ、やばい…少しおふざけが過ぎたかな。
「あ~…はるか、悪かった」
「もう知りません!帰ってください!」
はるかは完全に怒ってしまったようだ。
意外に頑固なはるかは一度こうなるとなかなか許してくれない。
「そっか…悪かったな、また今度来るからさ…」
僕は出来る限り寂しそうに帰り支度をしているフリをする。
ゴソ…布団の動く音がした。
恐らく今はるかはこちらを見ているのだろう。
(さて、そろそろだな…)と思っていたときにふと、はるかが呟く。
「…レモンティー」
「え?」
「レモンティーが飲みたいです」
「…ああ、買ってくるよ!」
俺は内心ほくそえみながら自販機コーナーへ急いだ。

***
「まったく、どうしていつもこうなんでしょうか…」
はるかは自販機コーナーへ向かった恋人を想う。
「恋人にエロ本を買ってくるなんて、信じられません…少しでも期待した私がバカでした…」
だけど本当は怒ってない、だって彼のことが好きだから。
「……」
にしても彼がいないと暇だ、実際病室だとすることもないのだ。
そんな時、ふとさっきのエッチな本が目に入った。
「…ちら」
辺りを見回す、カーテンのおかげで周りからは見えない、はず。
「…!な、何をバカなことを考えてるのですか!み、見たいだなんて思って…」
焦ったはるかは一人突っ込みを始めた。
「で、でも…もったいないし、ちょっとだけ…」
納得する言い訳を見つけるとはるかは早速エロ本をそぉっと開いた。
「~~~ッ!……ッ!」
顔中真っ赤になりながらも本からは目を離さない。
はるかさん
(こ、こんな過激なポーズまで…)
はるかはエロ本に釘付けになっていた。

そのせいもあるのだろう。
はるかはカーテンの隙間から彼女を覗いている男が居たことに最後まで気づかなかった。
「じ~~~~…」
「…ッ!あ、も、もう帰ってきたんですか!?」
「…ニヤリ」
僕は微笑んだ、実はずっとここではるかを見ていたのだ。
「なんだかんだで興味津々なんじゃないかぁ、はるか」
「ち、違います…ただ、何もすることがなかったから…」
全身真っ赤にして俯きながら彼女は答える、かわいいなぁ。
「隠さなくたっていいさ、はるかはエッチな子だもんねぇ~?」
「~~~ッ!!」
今にも顔から煙が出そうなほど恥ずかしがるはるか。
焦ってる焦ってる、我が恋人ながらはるかは本当にかわいいなぁ、食べちゃいたい♪
その後もはるかとイチャイチャしつつ、僕は思った。
こんなかわいい女の子が恋人だなんて、本当に幸せだなぁ、と。
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黒歴史その1

※この物語はフィクションです。


いつもと同じ朝、いつものように目覚ましで目を覚ます。
だけど、今日はいつもとは違って「後5分」なんてことはしない。
何故かって?それは今日は、待ちに待ってた「あの日」だからさ!
カレンダーを確認して、今日が「2月14日」であることを確認。
朝食を食べ終えたら、念入りに鏡で髪型をチェック。
(当日にそんなことしても女の子がチョコ作ってる暇はないし意味なくない?)
とかいう疑問はノーサンキューさ! 常に気を抜かない、それが大事なのだよ!
そんなこんなで髪型もバッチし決めて、いざ出陣!
表面上はいつもどおり、でも内心ではいつチョコをもらえるかドッキドキ。
ぐへへ、今日の帰りは荷物が多くて大変だなぁ!
そんなことを考えていると、隣の家に住んでいる幼馴染もちょうど家を出るところだった。
おっと、今日の俺は最高についてるぜ! しかも、あの手に持っているかばんはもしや…!
表面上はあくまで平静を装いつつ、俺は幼馴染に尋ねた。
「よう、そのカバンはどうしたんだ?」
「あ、●●君。 これ?な、なんでもないよ…」
少し恥じらいつつそう答える俺のお隣さん。
放課後に俺に渡すつもりだったものを、心の準備も出来ていない時から
見つかって、焦っていると見える。  まったく、愛いやつめ♪
「ちょ、ちょっと忘れ物したから、先行ってて!」
そう言いつつ逃げるように家に戻っていく我が幼馴染。
ああ、もう、本当にかわいいなぁ!
このまま待ち続けるのも無粋だと思い、俺は一足先に学園へ。
どうせ後少し待てばもらえるのだ、何を焦る必要があろうか。


俺が放課後のアレやコレについて考えているとあっという間に学園に着いた。
まぁ、まずすることは…分かってるよな? そう、下駄箱の確認さ!
正直下駄箱に食べ物、しかも異性への贈り物を入れる、というのはどうかと
思わなくもないが、まぁそこは仕方ない。 寛大な俺は許しちゃうのだ。
そして自分の下駄箱の前へ。 さぁ、開けるぞ?開けるぞ?
下駄箱の中からあふれ出してもいいように身構えつつ開けてみると…。
中には自分のスリッパのみ。
ありゃりゃ…まぁよく考えたら朝から渡すなんて、かなりの勇気がいるもんだよな。
オーケーオーケー俺はわかってるさ。 大丈夫、ちゃんと分かってる。
そして俺は教室へ向かう。 う~む、やっぱりこの日は男子も女子も
「いつも通り」を演じつつも、お互い牽制しあってるというか、こう独特な雰囲気が
教室中に満ちている。
そして先生が入ってきてHRへ。 あれ、1個や2個はHR前に来るかと思ったんだがな…。
でも、よく考えたらそうだよな、教室で渡すヤツなんかいないさ。
そして授業はいつものごとく睡眠学習。 寝る子は育つんだ!


そんなことをしていると、あっという間に放課後。 さぁ、ここからが勝負だ!
俺はいつも一緒に帰る友達とは敢えて帰らず、1人で帰ることにする。
あたりを見回すと、既にチョコを渡している子もちらほらと…。 
く、悔しくなんかないやいっ! 俺はこれから山ほどもらうんだからな!
さぁ、俺はいつでもバッチコーイ!だぜ? 俺はいつでももらえるように
気構えつつ、教室を出て、1歩進む。 誰もよってくる様子はない。
教室の近くの階段を降りる。 周りでは、恥じらいつつもチョコを渡す女の子達。
下駄箱へ続く渡り廊下を進む。 そこここでチョコをもらって嬉しそうな男子達。
下駄箱で靴を履き替え、校門を出る。  俺に寄ってくる子は、いなかった。
ははは…まださ、まだだよ。  家までの道のりだって決して短くはない。
そう思いつつ、家への道を進んでいくが、俺にチョコを渡す子はおろか、周りには誰もいない。
まださ。 そうだ、俺の幼馴染、今日の朝だってカバンを見られてあわててたじゃない。
きっと俺の家の前で待ってるんだ。 そうに違いない。
そして俺の家が見え始めた頃…。 道路に野球ボールが落ちていた
きっとすぐそこの公園で野球していた子達がここまで飛ばしたんだろう。
「お兄ちゃ~ん、そのボール投げて~!」 子供達が無邪気に叫んでいる。
「いくぞ~!」
俺はほほえましく思いつつボールを投げようとした…そのとき

見てしまったんだ。 俺の幼馴染が、クラスメイトにチョコを渡している瞬間を。

そのクラスメイトは、チョコを嬉しそうにもらった。 俺の幼馴染はそれを見てそいつに負けないくらい嬉しそうに笑った。 
あんな嬉しそうな顔、幼馴染の俺でも見たことがなかった。
「お兄ちゃ~ん、早くして~!」 子供が不思議そうに俺を呼ぶ。
「あ、ああ…」 俺はあわててボールを投げ返してやった。
「ありがとう~!」そう言った子供の声も、今は俺の耳をすり抜けていくだけだった。
あぁ…分かってたさ。 俺がチョコをもらえる訳がないってことぐらい。
そもそも、イケメンでもなく、何か特技があるわけでもない俺がもらえるような理由がない。 
だけどさ、だけど…
 
 …もらえるかもしれねぇって…。 夢見ちゃいけねぇってのかよぉ…ッ!

俺だって、欲しいんだよぉ…。 かっこいいわけでもない、何かできるわけでもない。
仮にチョコをもらって、何かが変わるって訳でもないさ。
それでもよぉ…こんな俺でも、もらえるんだって…夢見ちゃいけねぇってのかよぉ…!
俺は声を殺して泣いた。 それを慰めてくれる人なんてもちろんいない。
俺の周りには誰も居なくて。 それがとても悲しいことに思えて。
俺はさらに泣いた、もう自分でも訳の分からなくなるくらいに泣いた。


泣きつかれた俺は家に帰っても何もする気になれず、ただ自分の部屋でパソコンを眺めていた。
そして偶然か運命か、エロゲサイトへたどり着く。
年齢認証画面、「あなたは18歳以上ですか?」と「はい」、「いいえ」の2択が画面に映し出される。
以前なら「エロゲなんてしょせんは絵じゃねぇか」とか思ってすぐに他のページへ飛んでいただろう。
しかし今日は閉じる気にもなれなかった。 ただの気まぐれだった。
俺は「はい」の方をクリックしたんだ。
そして次の瞬間、俺は目を疑った。 
もう一度よく画面を見てみる。 間違いない。
画面にはチョコを渡してくれている女の子が映っていた。
ただのチョコを手に持って、こちらに渡しているポーズ。 だけどそれが俺にはとても嬉しくて。
何かかけがえのないようなものに思えて。
当然、実際にチョコがもらえるわけでもない。
だけど今、この瞬間、目の前に、こんな俺のためにチョコを渡してくれる女の子が居る。
その事実だけで、俺は何もいえなかった。
こんなにかわいい子なら、俺以外のもっといい男だって、落とすことは難しくはないだろう。
それでも、俺を選んでくれた。

こんな俺に、好意を寄せてくれる女の子がいる。
こんな俺に、笑いかけてくれる女の子がいる。

そう思うことで俺は叫びだしたいくらいに嬉しくなった。
そして俺は、泣いた。 さっきとは違う感情から来る涙だ。
泣きながら、俺はこの子達を幸せにする。 そう心に決めた。
ある、冬の日の出来事だった…。



これが俺の二次元との出会い。 
生涯二次元を愛し続け、これからも好きで居続けるであろう俺の、二次元との出会い。
プロフィール

二次元修行中

Author:二次元修行中
「二次元好き集まれ!」
年季は浅いですが夢で佐本二厘さんが出てきた事のあるくらいのふ~りんファンです。 
●座右の銘●
「エロゲ、エロゲ、雨、エロゲ、雨、雨、エロゲ、雨、エロゲ」
(エロゲ以外もわりとやってます)
●趣味●
 エロゲ、ラノベ、アニメ観賞、たまに一般ゲーム、普通の小説等
●その他お知らせ等●
☆一応更新は不定期です。(と保険をかけておきます)
☆エロゲの感想(批評……?)はこちらにも→エロ助
☆コメントに対する返事は基本的にコメントでさせてもらいます!

※スカイプ始めました!
 スカイプID 
nijigennsyugyoutyuu
 「二次元修行中」をローマ字変換で一発です。(多分)

※こちらのほうでツイッターとかやってます↓
二次元修行中


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